ノウハウコレクターから集客出来る起業家へ

ノウハウコレクター。

それはセミナーや本などでノウハウを学んで学んで学ぶだけで
終わってしまっている人の事を指します。

セミナージプシーと言う呼ばれ方もありますね。

起業したり、集客を強化するにあたって
ノウハウを学ぶことは必要です。

そのためにセミナーに参加したり
たくさんの本を読むことになるでしょう。

ではどのようにして
ノウハウコレクターになってしまうのを避けるのか？

解説します。

ノウハウコレクターだったころの私の感覚

そうです。

私もかつてはノウハウコレクターでした。

10年ほど前になります。

私がノウハウコレクターになってしまっていた時期、
多くの稼げる系の情報商材を買っては実践していました。

「これを読んで実践すれば稼げるようになる。」

そう確信してパソコンと向き合う日々を送っていました。

もちろん情報商材だけではなく、
ビジネスマーケティング系の本も月に2万円分ほど買っては
読みまくっていました。

あのころの感覚と今の感覚は違うものです。

以前は商品が1つ2つ売れる月があるか無いか。

ブログは確か4ヵ月間は毎日書いていました。
（当時SNSはmixiのみでした）

それでもほとんど売り上げは立たず、
月に2万円がやっとの世界。

結局資金は底を尽き
普通に働くことになりました。

あのころの感覚には
1つの特徴がありました。

ここ大事なので
しっかりと覚えておいてください。

稼げない、集客出来なかったころは

ノウハウで稼げたり集客出来る

と思っていました。

わかりやすく例えると

「LINE＠で月１００万円以上稼ぐクライアントさんが続出！このノウハウのセミナーを期間限定で３万でお伝えします！」

こんな系のセミナーで実際に稼げると思っちゃってました。（あのころは若かったな～）

このタイプのセミナーは旬があります。

旬を過ぎると使い物にならなくなります。

旬のノウハウは「なんか知らんけど上昇気流に乗った」系の現象が起こります。

最近（２０１８年現在）で言うと
電子書籍でブランディングするノウハウなどですね。

電子書籍であっても本を出版した著者になることで
権威性を持たせるというノウハウです。

このノウハウもだいぶ下火になってます。

ノウハウが旬に入ると爆発的にそのノウハウを使う起業家が増えます。

そして見込み客の感覚にそのノウハウが慣れ始めると
「またこれか」と
旬が下火になります。

このサイクルを繰り返しています。

ある時はFacebookで集客出来る。

ある時はインスタグラム。

ある時はYouTube。

ある時はLINE@。

これらのノウハウ自体は有効なんですが
それは連動させて初めて有効になります。

それを単発で教えるセミナーが多くあります。

しかも旬を過ぎてしまっていても。

起業セミナーの裏側

旬を過ぎても
そのノウハウをセミナーで伝え続ける講師がいます。

そのノウハウのセミナーをやる事自体が
その講師の錬金術だからです。

つまりセミナーに来た人を稼がせるためではなく
講師自身が稼ぐためにやっているだけです。

中には
「今日教わったノウハウをセミナーを開いて教えるだけで稼ぐことができる」
と教えてるセミナーもあるくらいです。
（実際その現場にいました）

ではどうしたら
ノウハウコレクターから抜け出すことができるのでしょうか？

集客の設計図を描く

私は決して今出回っているノウハウが全く有効ではない、
とは思っていません。

むしろかなり有効です。

あとはセミナーやノウハウの使い方で変わります。

ここで集客の設計図を描くことをします。

商品を売るためには３つのステップがあります。

①見込み客を集める

②見込み客との信頼関係を築く

③見込み客に売る

これが商品を売る王道の３ステップです。

この３ステップにSNSやブログ、LINE@やメルマガなどを当てはめていきます。

この集客の設計図を基にすると
これから学ぶべきものが見えてきます。

「LINE@やったことないし、必要になってくるし、どこかで学びたい！」

という動機でLINE@のセミナーに参加する。

パズルのピースをはめるような感覚です。

集客の設計図を描くと
この感覚でセミナーに参加できるようになります。